起業で失敗しない方法

もしあなたが、起業や独立開業をお考えなら…
そして、もしあなたが、こんなふうに思っているとしたら…

友人はみんな「美味しい!これは売れるよ!」と言ってくれているから大丈夫。
お客さんと接するのが大好きなんです!接客には自信があるから大丈夫!
とてもいい商品なんだ!オリジナルだし、絶対売れる自信がある!

じつは、これは起業するときにありがちな、とても危険な発想なんです。

なぜ危険なのか?
まずひとつの事例をご紹介します。

あるお花屋さんの話―。

お花屋さんとして独立された永井さん(仮名)。
地元の小さな花屋のスタッフとして働いていましたが、
訳あって独立。

これまでの経験もあるし、開業資金の借入れもできたので、
あとはいい物件が見つかればうまくいくだろうと思っていました。

不動産屋さんに相談したところ、
以前、お花屋さんが入っていたというテナントを紹介してもらい、自分も気に入ったので、即契約。

内装もこだわって、おしゃれに改装しました。
仕入れも、品質にこだわり、品種も珍しいものなどもたくさん仕入れました。

「オープンしたら忙しくなるだろうな。」

そんな期待に胸を膨らませながら迎えたオープン初日―。
友人、知人が訪ねてきてくれて、お花も買って帰ってくれます。オープンから1週間は、そんな日が続きました。

しかし、それ以降パッタリ客足は途絶え、なかなかお客さまはお店に入ってきてくれません。

「どうしたんだろう?」
そんな日がずっと続きます。
永井さんは、近くのお花屋さんを覗いてみたりします。
ライバル店は忙しそうに花束やアレンジメントの準備でバタバタしている感じです。

「お客さんを取られてるのかな…」
そう思った永井さん、チラシを作ってよその店より少し安くし、
「他店よりボリュームアップします!」と特典を付けたりして折り込み広告をしたりしました。
でも結果は…。

そうこうしているうちに月末の支払い日がやってきました。
まぁまぁな立地のテナントなので家賃もバカになりません。
お花もずっと在庫でおいておくこともできないので、日々の仕入れ代もかさんでいきます。

いつの間にか、永井さんは毎日通帳の残高を見てはため息をつくしかなくなっていました。

さて…

このお花屋さんがうまくいかなかった理由は何だったのでしょう?

サービスが悪かった?
値段が高かった?
立地をまちがってた?
知名度?

永井さんがうまくいかなかった最大の原因。
それは…

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